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最後のデモシカ教師の不謹慎発言

かつて教師に「でも」なるかぁとか、教師に「しか」なれない、という理由で教師になり、学校現場に彩りを与えていたデモシカ教師。そのデモシカ教師の目で現在の教育の裏をあばき、悪態をつく(だけ)!なお、このブログはリンクフリーです…

指揮者のテクニック5か条

 合唱祭の指揮者の指導…これはなかなか頭の痛い問題である。何しろ、日頃からそういうことなんかやったことのない連中ばっかりなんだから、放っておけば当然見様見真似のでたらめばかり。参考にできるのは先輩の姿だけだから、先輩が変なことやればそれはそのまんま「伝統」になる。一応1年生のころから食い入るように先輩の姿を見ているし、一応ビデオもとっているし。そこに持ってきて音楽担当のほうは、全然思ったようにいかないクラス合唱のハーモニーだのキッタナイ声だの全然弾けるようにならないピアニストだののメンテナンスや実行委員会の切り盛りなんかで手一杯、指揮者に割く時間なんて1分もない。さらに、クラスで指揮者をやる生徒というのも多種多様で、まさに指揮者にふさわしいリーダーシップも音楽的素養も豊かに持っている奴なんて滅多におらず、目立ちたがり屋、調査書目当て、音楽の成績目当て、伴奏ピアニストと仲良しだから、声が小さくて戦力にならない(変声期前、というのもある)、指揮者賞を狙っている山師、イジメの一環として押し付けられる、他に希望者がいないのでという正義感だけで、等々はっきり言ってろくなもんじゃないことがほとんどである。まず、合唱団(クラス)が整列した前に立って、俺のほうを見て、
「…どうやって始めるの?」
その前に、
「…4拍子ってどうやって振るの?」
そして実際始めて見ると、合唱の指揮どころか、音楽に合わせて手を振ることすらできない、という輩までいる始末。仕方なく担任が手を出したり、周りの生徒がいろいろ考えてフリをつけたりし始めてしまったら、今度はその努力に水を差しかねないから、本来はやらなきゃいけないはずの音楽科が余計に口を出しにくくなる。さらに困ったことに、肝心の音楽の先生(例えば俺とか)が指揮者の指導について、その技術を持ち合わせない、なんて(;´д`)トホホな場合すらあるのではないか。

 仕方がないので、指揮者が決まった時点で当人たちに以下のような資料を渡している。見てあきれる人もいるであろうが、つまり俺の勤務校の校内音楽祭本番を見ていて俺自身がイライラするところを書き連ねたということ、要するにこういうことばかりやっている、ということである。


指揮者のテクニック5か条

1 腰から下を動かさない。
 ・やってる本人は夢中になってやった気になるが、見ている方は落ち着かない。

2 ひじを出さない
 ・拍点があいまいになり、見にくい(歌いにくい)指揮になる。
 ・リズムに合わせてひじを動かすのは絶対にやめよう。わきを締める!

3 図形は胸と顔の前で描く
 ・腹の前では下すぎて、歌っているほうの目線を下に落とさせてしまうし、自分の目線も下がる。
 ・特定の拍(4拍子の3拍目など)だけ別のところに行ってしまうと、戻るのに時間がかかり、動きが不安定になる。

4 右手がリズム、左手が表情
 ・指示を出す相手には正対しよう。ピアニストには左手でリズムを、というのでは相手を軽んじていることになる。

5 息を吸うのを誘う
 ・みんながどこで息を吸うのかわからないような、あいまいな指揮をしてはいけない。
 ・曲の中のどこで息を吸うのか、ちゃんとわかっていて、伴奏者とも息を合わせておこう。

◎ 責任がある、ということを自覚しよう!
◎クラスの雰囲気を作るのは自分だ。
◎クラスの曲のことを誰よりもよく勉強し、理解しているのは自分だ。
◎音楽を作り合唱のレベルを高めるのは自分だ。
◎聴いていただく人たちに向かって、クラスを代表してお辞儀をするのは自分だ。
 ・よいステージマナー(服装、姿勢、動作など、ステージに上がる前から「演奏」は始まっている)が、よい演奏を作る。
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