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最後のデモシカ教師の不謹慎発言

かつて教師に「でも」なるかぁとか、教師に「しか」なれない、という理由で教師になり、学校現場に彩りを与えていたデモシカ教師。そのデモシカ教師の目で現在の教育の裏をあばき、悪態をつく(だけ)!なお、このブログはリンクフリーです…

施政方針演説

 「学級開き」!
独特の言葉である。4月8日、クラスに新しいメンバーが集まった最初の日の最初の学活の時に、担任の先生がお話をする(場合によっては軽いレクなんかも含まれる)。特に、新たに入学した1年生の、入学式のすぐ後の学活ともなればまさに勝負のしどころ、ここからの一週間でほぼクラスの性格が決まっちゃうんだから、担任として一番緊張するひとときである。
 デモシカ教師であるところの俺としたって、担任を任命する方は当てにして任命するわけだから、やる以上はハンパなことはできない。かといって8年ぶりともなれば、いったいどんな話をすれば?

ということで、今回話した内容は以下の通り。

「今度このクラスの担任になったCrabfaceである。いいか諸君、俺のクラスに来たからには、言ってはいけない三つの言葉がある。その三つのキーワードをこの1年間、言うのを禁止する。それは、(板書する)
①疲れた。②面倒くさい。③何で俺(アタシ)が…。
である。
 まず、「疲れた」を連発するとしまいに疲れやすい人間ができあがる。しかも、この言葉はあいさつ代わりになっちゃう危険がある困ったキーワードなのだ。次に、「面倒くさい」を連発すると何もしたくなくなる。何しろ世の中のありとあらゆることは面倒くさいものなんだからな。中学校でやることも、やって見りゃわかるがとにかく面倒くさいことばっかりだから、面倒くさい、と思った瞬間お前は勉強ができなくなるぞ。最後に、「何で俺が」を連発すればそいつはもちろん怠け者になるが、それだけではなく、周囲からも仕事が嫌いな奴、と認識される。その結果お前はまわりから相手にされなくなり、孤独な人間になるのだ。
 言葉というのは「言霊」といってな、本当ではなくても何回も言ってるうちに現実になってくるものなのである。だから、マイナスの言葉は言わない方がいいに決まっているのだ。とにかく、そういうことを言ったら即文句言うからな、覚えとけよ!」

まあ、偉そうに演説したワケなのだが(ついでに学級通信かなんかに書いて配ったりしちゃって)、後から考えてみると、これけっこう役に立ってる。結局、このキーワードは、俺自身が中学生の口から聞きたくない言葉、聞くと不愉快になる言葉なんだな。とにかく中学生と来た日は、ことあるごとにこういういやなことばっかり言ってこの俺様をいらつかせる。だから、最初から断っておけば、いちいち説教することなく、
「入学式の日に言ったでしょ!」
ですむからね。

 でも、入学式当日のめでたい学活でえらくネガティブな言葉ばっかり並べちゃったかな~と、ちょっと反省しています。
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テーマ:教師のお仕事 - ジャンル:学校・教育

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