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最後のデモシカ教師の不謹慎発言

かつて教師に「でも」なるかぁとか、教師に「しか」なれない、という理由で教師になり、学校現場に彩りを与えていたデモシカ教師。そのデモシカ教師の目で現在の教育の裏をあばき、悪態をつく(だけ)!なお、このブログはリンクフリーです…

将来の教師

 先月の27日まで音楽の教育実習生(男)がいた。つまり俺の担当だったわけだが、ま~かったるかったわ。とにかく、何をするにしても飲み込みは悪いし、血の巡りは鈍いし、仕事は遅いし。真面目に一生懸命やろうとしているのだけはよく理解できるんだけどねぇ。専科の知識も技量もお寒い限り。何しろヤツが書いてくる文章の中ではベートーヴェン(Beethoven)がヴェートーヴェンになっちゃうんだからね。意味がわからない(どうせならベートホーフェンだろ?)。それに、「魔王」の授業実習で、シューベルトが幼少のみぎりに師事していたオルガンの先生の名前なんか持ちだしてきてメモれなんて言われても、一体それが何だっていうんだよ!一体彼の頭の中はどうなっているのか。そんなの必要ないよ、と言っても次の授業でまた同じことをやらかす。しかも常に時間は足りなくなる。板書をすれば、字がむちゃくちゃ汚いのはま~だ許せるとして、書き順が間違っているのはヤバイでしょ?それもひらがなまで、ということになれば、これはもうみっともなくて生徒の前に出しておくわけにもいかない。コイツの小学時代の先生の顔が見たいわ。その上、どういう理想を抱いてきたのか知らないが、現実の中学生の状態に驚きあきれている様子。2年生の小娘に何か言われてショックを受けてたりとか、一体どういう学習院で中学生時代を送ったんだ?って自分の母校に実習に来ているはずなのに。
 たまたま彼の実習中に県教育事務所の教育支援担当(以前は教育指導課といっていたはずだが?くだらない言葉遊びだ)の訪問があった。俺も公開授業をしてその研究協議を行ったのだが、その報告書を書こうとしたら教頭が、
「彼にやらせればいいんじゃないの?先生忙しいんだからさ。」
といってくれたので、たまたまその時別の急ぎの用事もあったので、じゃあ、ということで頼んだら、2時間もかけてほ~んのちょこっとトンチンカンなことをメモってもってきた。とにかく指導主事が、これこれみたいなことはやらない方がいい、といってたはずなのに、それが「やるべきである」ということになっていて、まるで話になってない。結局彼の報告書はそのままくずかごへ直行させるしかなく(彼の目の前ではしなかったけど)、ヒマができた時点で俺が全面的に書き直さざるを得なかった。それも、彼が書いてきた倍以上の量を書いて教頭に提出するまで、ものの7~8分。
 実習日誌も誤字脱字だらけな上に現状認識がまるで違っているし、研究授業の指導案を書かせれば、これ以上は遅らせられない、という期日にできあがらず、俺が電話口で怒鳴りつけて、土日も使って、それも深夜までメールの添付ファイルでやりとりをせざるを得なくなる始末。しかも「本時の展開」の部分を読んで、実際の授業の場面を想像することができなかった指導案なんて、初めて見たし!
 そもそも困ったことに彼は妙に頑固なところがあって、こっちが指示しても指導しても、自分のやり方を変えない。頭が悪すぎて、自分のものに消化することができないのだろう。ようするに決定的に能力が足りないのだ。
 そういえば6~7年前だったかにきた数学の実習生もあり得ないほどのバカだった。というより知的障害者としかいいようのない人物で、中学生レベルの数学が「わからない」のである。そんなことがあり得るのかって?あったんですよ、本当に!

 それにしても何でこんな、名実ともに(ハッキリ言って)バカが教育実習でございなんて、でかい面して学校現場に現れるようになったのか。
 いくつか理由は考えられるが、一つには大学生の質が明らかに低下しているのだ。何しろ世は「大学全入時代」。あっちこっちで定員割れを起こした大学が様々な方法で、全然勉強しなくても通過できる入試を考案し、その結果、選びさえしなければ誰でも間違いなく大学生になれる。その中には教職課程を設置している学部学科もあるわけだから、かつてなら絶対にそんな大学に入れなかったような、決定的に頭の構造が学問向きではない輩が紛れ込むことだって十分に可能になってしまっている、ということかな。それに、そういう大学は、とにかく「卒業」させて学士様に仕立て上げなければ、ということで、至れり尽くせりの指導をしているだろうから、バカ人間はいつまでたってもバカのまんまってわけだ。
 もう一つ、問題なのは「ゆとり教育」かな。大学が全入になってても、入ってくる学生のレベルが下がらなければ別にいいんだが、知っての通り、「ゆとり世代」はいまやハンディキャップを持った人間とさえ見なす向きがあるぐらいに、あっちこっちでお荷物になり始めているようなのだ。その前の(中学で)平成5年完全実施の学習指導要領でも、それまでよりもごそっと中身を減らしたゆとり教育で、学力の低下がすでに心配されていた。今回来た実習生はこの世代で俺の長男とほぼ同い年なのだが、その長男の担任にいろいろもの申したことがあったときに、
「漢字の書き順は指導していません。正直言って指導するヒマがありません。悪いけどご家庭にお願いするしかありません。」
と言っていたのを思い出す。まあ、その先生は良心的だったからか、同業のよしみだったからか、そう言ってくれたわけだが、たいがいの大人は、学校でそんな現象が進行していたなんて知らなかっただろうな。
 一事が万事で、昔の小学中学を基準に考えたら、今時のガキなんて全員劣等生に見えると思うよ。とにかく何っにも知らないから。ちょっと話してみればわかるよ。そもそも知的好奇心が全然育ってない。ボキャブラリーがとことん貧困。知識も、心情というか道徳心も、とても次代を任せられるようには育っていない、と俺は思っている。

 実習生の評価だが、総合評価をA~Dのどれにするか、もう、ずーっと悩んでた。一生懸命やってDじゃ可哀想だしなぁ。ということでCにしようと、ほぼ心を決めていたのだが、職印をもらう前日にそいつのお疲れ会があって、聞いてみたら、なんと、教員をやる気満々なのだ。3週間の最後の方なんか、くたびれ果てた様子で、コイツ大丈夫かいな、とも思わせたし、きっと教師になりたい、なんて思わないだろ、と高をくくっていたので、意外な展開である。結局、その気持ちに免じて、Bをつけてしまった。甘いなあ、俺って。そうやって人情に負けてしまうのが教員のよくないところだ(って俺だけか)。彼みたいな、確実に能力が欠如しているのが教師になったって、生徒の迷惑になるのはわかっているのに。そうやってダメ教師が再生産されてしまうのだ。こんなことをやっているようじゃあ、教員の資質向上、といっても前途は多難だな。バカに付ける薬はないからな。
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テーマ:教師のお仕事 - ジャンル:学校・教育

コメント

こんなにも長い実習生への愚痴。やばいやつだわこの人

  • 2020/02/07(金) 19:31:30 |
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Re: タイトルなし

> こんなにも長い実習生への愚痴。やばいやつだわこの人
全部読んでくれたんですか。ありがとう。

  • 2020/04/12(日) 20:21:50 |
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  • crabfaceguy #-
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