最後のデモシカ教師の不謹慎発言

かつて教師に「でも」なるかぁとか、教師に「しか」なれない、という理由で教師になり、学校現場に彩りを与えていたデモシカ教師。そのデモシカ教師の目で現在の教育の裏をあばき、悪態をつく(だけ)!なお、このブログはリンクフリーです…

何をかいわんや、ユトリ

 娘がちょっと前に勤めていたバイト先での話。あるバイト仲間の女の子がなにやらへまをしたんだかなんだかで、上司からの叱責を受けたときに、泣きながらやけくそになって、
「しょうがないじゃないですか!私はユトリなんだから!!」
と叫んだんだそうな。
「そんなのがいいわけになるなんて」
と、その場で見ていた(その子と同年齢の)娘があきれて言っていたのだが、本当にね。ユトリだろうが何だろうが職業をする以上甘ったれるのもいい加減にしろ、と言いたいところだが、どうなんでしょうかね。まあ、想定内の出来事なのかもしれないが。何とか言ってやってくださいよ、寺脇さん!
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リズム感のない生徒って?

 いったいどういうわけでこういう人が世の中に存在するのであろうか、理解できない人(俺を含む)には永遠に理解できないであろう。皆さんもこれまでの人生の中で出会いませんでしたか?運動会の入場行進で音楽に合わせて歩けない人。

 今年の合唱祭の、うちのクラスの指揮者に決まった男子。本人の極めて強い要望で他の希望者を蹴散らし、自由曲の指揮をやることになった。小学校の時も何度もやったことがある、と言うし。
 で、台風一過の昨日の放課後、第一回目の合わせ練習の日。貴重な体育館練習の一コマでもある。クラスの皆さんが2列に並び、ピアノ伴奏者が配置について、さて、演奏を始めようか。だがその時!
「先生、どうやって(曲を)始めんの?」
(え?)と一瞬思う。経験豊富なんじゃないのかい?だがそこは冷静に、
「こうやってさ。」
と指示を出す。ところが、彼の始めたことは全くこちらの想像とはかけ離れた手の動きで、ピアノの生徒も全く彼の動きとは関係のない(常識的な)速さで音楽を始めてしまう。あっけにとられてみているうちに、歌がはじまり、メチャメチャなリズムで時間軸のバラバラになった、音楽とはとうてい言えない、音響の塊が体育館に充満し、手の施しようがない。そして、彼の動きを見ていると、歌のリズムとは全く違う手の動きで一応(指揮の)図形を宙に描いているのだが、これがよく見ると4拍子を2~3回繰り返すとそのたびに5拍子が紛れ込む。エエ~っと思ってさらに見ると、何回かに一回、4拍子の1拍目を2度振っているのだ。
「おい、リズムが違うぞ!音楽に合わせろ!1,2,3,4…何してんだ!
だが本人はいたって真剣そのもの、というか、目が据わっている。極度の緊張状態だ。言えば言うほど彼の手の動きはデタラメなものになっていく。あちゃ~~!こりゃ指揮者はムリだ!コイツ何で志願したんだろう???頭が混乱する。そして、とてもじゃないが合唱なんか出来ないムチャクチャな状況のまま与えられたコマは終了し、次の番のクラスが体育館に現れてしまう。
 あきらめて教室に戻り、クラスが解散したあとに吹奏楽の女子やピアニストなどが集まって臨時の会議となった。すなわち彼を降ろすべきか否か。途中からさらに本人も加わって喧々がくがくとなるが、結論は「続投」となった。まさに前途多難。我がクラスの合唱はどうなってしまうのか!!

 しかし、それにしても音楽に合わせて指揮が出来ないというのはどういうわけなんだろう?彼が音楽とは全然別のリズムを刻んでいるのを、
「何であんなことが出来るのかわからない。逆に特技ですよね!
と評するクラスメイトもある。実際やってみるとわかるけど、けっこう難しい。俺は練習したら出来るようになったけど、心の準備がそれなりに必要である。
「演奏の最中は指揮を見ないようにしてました。」
といってた生徒も何人かいた。
 そういえば、かつて体育祭の入場行進で一番先頭を歩く旗手をやったある男子生徒がやっぱり歩くリズムが吹奏楽部のマーチと合わなくて、
「そんなの合うわけないよなあ!」
と周囲に同意を求め、まわりからあきれた顔をされたことでショックを受ける、という場面にも遭遇したっけ。今回も、指揮者の彼に
「お前、音楽聞いているか?」
と問うても、
「う~~~ん」
という返事が返ってきた。そんなんだったらやりたがるなよ!とも思うが、やりたくなくても押しつけられるヤツもいる。なにしろ、どこの学年にも必ず?存在する、その手の生徒については謎が深まるばかりである。

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