最後のデモシカ教師の不謹慎発言

かつて教師に「でも」なるかぁとか、教師に「しか」なれない、という理由で教師になり、学校現場に彩りを与えていたデモシカ教師。そのデモシカ教師の目で現在の教育の裏をあばき、悪態をつく(だけ)!なお、このブログはリンクフリーです…

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不登校は病気じゃない:拾遺

 何年か前に書いた記事「不登校は病気じゃない」というのは、かなり不遜な内容ではある(と、さすがの俺でも思っている)が、まあある種の真実を含んでいるにはちがいあるまい。しかし、ここで述べたのは、不登校の生徒が病気だと言ってるわけではなく、子供を取り巻く環境が病的だ、ということだった。
 しかし、ここに来て「生徒がかかる病気」についてちょっと気になる症状に出会ったので、それについて一応記録しておこうか、と。もちろん、医学的な内容に関しては、俺がとやかく言えることではないので、ここでの内容をあまり真に受けてもらっては困るのだが…。

 すなわち「起立性調節障害」というものである。実は思春期の中学生(特に女子に多いらしいが)ではけっこうありふれた病気らしく、10%の生徒が持っている、とも言われる。Wikipediaによれば、
大症状 A 立ちくらみあるいは目まいを起こしやすい
大症状 B 立っていると気持ち悪くなる、ひどくなると倒れる
大症状 C 入浴時、あるいはいやなことを見聞きすると気持ちが悪くなる
大症状 D 少し動くと動悸、あるいは息切れがする
大症状 E 朝起きが悪く、午前中調子が悪い
小症状 a 顔色が青白い
小症状 b 食欲不振
小症状 c 強い腹痛
小症状 d 倦怠あるいは疲れやすい
小症状 e 頭痛
小症状 f 乗り物酔い
小症状 g 起立試験による脈圧の狭小化(16mmHg以上)
小症状 h 起立試験で、収縮時血圧が安静時より21mmHg以上低下する
小症状 i 起立試験で脈拍数が1分間あたり21以上増える
小症状 j 起立試験で典型的な心電図がみられる

というような症状の中から一定の組み合わせで当てはまればその疑いがあるということだが、重症になってしまうと、当然長期にわたって学校なんか行けなくなってしまう。そういう疾患にかかっている生徒の中にはそれなりの割合で「不登校」というくくりの中に入れられてしまっている子がいるのではないか、という観測もあるという。
 そういわれてみると確かにね~。これまで不登校になった生徒の中に、学校での人間関係その他の環境が改善されたのにも関わらず全然復帰できないで、(いつの間にか怠け癖での不登校に変質したか?)と思わせるのがあったが、もしかして関係あるか?つまり、朝になっても寝てばっかりいると、この病気が悪化するとかいうことが書いてあるサイトもあった。また、この病気については「不登校になるような心理的要因が原因で罹患する」と解釈している同僚の先生もいた。
 ということは、やっぱり不登校の生徒の親は、何事も一概に学校のせいにするばかりでなく、一度自分の子供の健康を疑ってみてもいいのかも知れない。ちょっと大雑把な話かも知れないけどね。
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テーマ:不登校 - ジャンル:学校・教育

施政方針演説

 「学級開き」!
独特の言葉である。4月8日、クラスに新しいメンバーが集まった最初の日の最初の学活の時に、担任の先生がお話をする(場合によっては軽いレクなんかも含まれる)。特に、新たに入学した1年生の、入学式のすぐ後の学活ともなればまさに勝負のしどころ、ここからの一週間でほぼクラスの性格が決まっちゃうんだから、担任として一番緊張するひとときである。
 デモシカ教師であるところの俺としたって、担任を任命する方は当てにして任命するわけだから、やる以上はハンパなことはできない。かといって8年ぶりともなれば、いったいどんな話をすれば?

ということで、今回話した内容は以下の通り。

「今度このクラスの担任になったCrabfaceである。いいか諸君、俺のクラスに来たからには、言ってはいけない三つの言葉がある。その三つのキーワードをこの1年間、言うのを禁止する。それは、(板書する)
①疲れた。②面倒くさい。③何で俺(アタシ)が…。
である。
 まず、「疲れた」を連発するとしまいに疲れやすい人間ができあがる。しかも、この言葉はあいさつ代わりになっちゃう危険がある困ったキーワードなのだ。次に、「面倒くさい」を連発すると何もしたくなくなる。何しろ世の中のありとあらゆることは面倒くさいものなんだからな。中学校でやることも、やって見りゃわかるがとにかく面倒くさいことばっかりだから、面倒くさい、と思った瞬間お前は勉強ができなくなるぞ。最後に、「何で俺が」を連発すればそいつはもちろん怠け者になるが、それだけではなく、周囲からも仕事が嫌いな奴、と認識される。その結果お前はまわりから相手にされなくなり、孤独な人間になるのだ。
 言葉というのは「言霊」といってな、本当ではなくても何回も言ってるうちに現実になってくるものなのである。だから、マイナスの言葉は言わない方がいいに決まっているのだ。とにかく、そういうことを言ったら即文句言うからな、覚えとけよ!」

まあ、偉そうに演説したワケなのだが(ついでに学級通信かなんかに書いて配ったりしちゃって)、後から考えてみると、これけっこう役に立ってる。結局、このキーワードは、俺自身が中学生の口から聞きたくない言葉、聞くと不愉快になる言葉なんだな。とにかく中学生と来た日は、ことあるごとにこういういやなことばっかり言ってこの俺様をいらつかせる。だから、最初から断っておけば、いちいち説教することなく、
「入学式の日に言ったでしょ!」
ですむからね。

 でも、入学式当日のめでたい学活でえらくネガティブな言葉ばっかり並べちゃったかな~と、ちょっと反省しています。

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