最後のデモシカ教師の不謹慎発言

かつて教師に「でも」なるかぁとか、教師に「しか」なれない、という理由で教師になり、学校現場に彩りを与えていたデモシカ教師。そのデモシカ教師の目で現在の教育の裏をあばき、悪態をつく(だけ)!なお、このブログはリンクフリーです…

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

職員事故をなくそう

以下は、今日の職員会議の中で、校長から示された、研修資料である。

事例研修 資料
1 事故事例の概要
 Q中学校のP教諭は、1学期の納め会に参加するため、自家用車を自宅において会場に向かった。飲酒運転撲滅運動の期間中でもあり、またP教諭の学校では飲酒運転をしないさせないための指導が徹底していたので、納め会に車で参加するものはほとんどいなかった。P教諭は、納め会ではビールをジョッキ4杯飲み、10時頃から同僚6人と二次会のカラオケボックスに行った。6人のうち二人はサワーを飲んだが、P教諭は一次会で十分ビールを飲んだので、ウーロン茶にした。二次会は12時半頃終わり、P教諭はタクシーで自宅に帰った。ゆっくりと入浴した後、喉が渇いたのでもう少しだけ飲みたいと思い、缶ビールを一本飲んで午前1時半頃床についた。
 翌朝、P教諭は、担当する野球部の練習試合を予定していたので、午前7時頃起床し、7時半頃、自家用車を運転して練習試合の会場である、V校に向かった。途中、黄信号で交差点に進入したところ、パトカーに呼び止められ、警察官の質問に答えていた際、警察官から「酒のにおいがする」といわれた。アルコール検査をしたところ、呼気1リットルあたり0.17㎎のアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の現行犯で逮捕された。

2 処分内容
 停職6ヶ月(地方公務員法第33条 信用失墜行為の禁止)

3 P教諭の心情
 飲酒運転の禁止については日頃から指導されていたし、校内で研修しているときも、自分が飲酒運転をするわけがない、と思っていた。朝目覚めたときには、非常にさわやかな気分で体調もよかったので、前日の酒が残っている心配はないと思っていた。自分ではアルコールが残っている自覚が全くなかったので、酒気帯び運転で逮捕されたときは、目の前が真っ暗になった。

4 家族や保護者の心情
 (P教諭の妻)夫が起こした不祥事で、多くの方々にご迷惑をおかけして申し訳なく、お詫びのしようもない。家には大学に通う息子と高校生の娘がいる。この先6ヶ月は収入もなくなり、途方に暮れている。
 (保護者)P先生は3年生の息子の担任であり、私も息子もP先生を信頼していた。酒気帯びで逮捕された、という新聞記事を見て大変ショックを受けている。3年生で進路のこともあり、この先大変不安である。

5 事例事故による影響
 逮捕されたことで、教育委員会や学校に報道機関からの問い合わせや取材が相次いだ。翌朝の新聞で報道された。実名で逮捕事案が報道されたので、学校や自宅で毎日抗議の電話が鳴り続けた。妻はこれが原因で体調を崩し、入院した。P教諭は、刑事処分として罰金30万円、行政処分として違反点数14点、免許停止90日の処分を受けた。



これを読んでどう思うかは、読む人の立場でそれぞれであろう。
①前日の酒が残っていた、
②警官のいる交差点に黄色で突入した、
という二つのことが偶然同時に起きた不運というか、こっちとしては、同業者としてP先生には同情を禁じ得ない、としか言いようもないが、同情すること自体が非難の対象になりそうで怖い。実はちょっと前から、朝になっても残っているアルコールで酒気帯びに問われるケースが増えてきて、ショッキングな話だ、とは思っていた。それを狙って忘年会シーズンの朝には警察も取り締まりを増やしている、なんて話もまことしやかにささやかれる。
それにしても、こんな些細な失敗が、これほどの大事件になって一つの家族が破滅してしまうほどの(俺の一家なら首吊り必至~子供も大学生が3人だからね)鉄槌を食らわなければならないとは、不条理ではないか。わいせつ行為とか、明らかに極悪なことをやってるんだったら厳罰に処した上にさらし者にするのも、いくらやってもかまわない、と思うが、こういう、悪意があるどころか自分でも気をつけてるつもりだったのに…というのでは、正義の名を借りたイジメでしかないのではないのか。
 研修では、このような出来事が自分の身に降りかかる可能性があるかどうか検証せよ、ということだったが、俺は酒を飲んだら絶対に運転はしないし、酒は弱いので、ほんのちょっとで気持ちが悪くなってしまうから明日に残る心配はないとしても、黄信号で交差点に突っ込むのは意外にやってしまいそうだ。

だが、とにかく酔っ払い運転はおっかない。むか~しむかしに飲み会の帰りにへべれけの人の運転するクルマの助手席に乗せてもらって帰ったことがあったが、信号で止まるたんびに前のクルマに衝突しそうになる顔面蒼白な体験であった。悲惨な事故(というより殺人事件というべき)も多い。何が何でも酒と運転は切り離さなければいけない、というのは全く正しく、疑問を差し挟む余地はない。
スポンサーサイト

テーマ:出来事 - ジャンル:学校・教育

親の質が変わっていく

 「はじめてのおつかい」というTV番組がある。だいたい正月とかに放送されるようだ。3歳とか4歳とかのがんぜない子供たちが知恵と体力の限りを尽くしてたった一人で目的をやり遂げる、という姿はかなり感動的で、多くの名場面もあったように記憶している。20年ぐらい続いている長寿番組で、最初の頃に出演した子供が立派な大人になっていたりする。

 しかし、最近はあまり魅力的な番組だとは思えなくなってきたなあ。なんだか、単に子供たちのかわいい仕草や泣いている姿なんかを見て楽しむ?番組になってきているように感じる。

 なんだか俺は、その子たちの親が気に入らないのだ。

番組の開始当初に出てきた親たちは、最近の親連中よりも明らかに「明確な目的」があったんじゃないか。何かで間違えて違うのを買ってきちゃったり、失敗したり、忘れたりしてきた(しかしヘトヘトになってる)我が子に、
「もう一度いってきなさい!」
と無情な言葉を投げつけたりする。そこには、自分の子供を育てようとする厳しい目があったように思えた。
 だが、最近この番組に出てくる親はといえば、全くのトホホである。めそめそしていつまでも出発できない子供にいつまでもベタベタへばりついている。遠くから帰ってくる姿を見かけると我を忘れて迎えに飛び出してしまう。それ以外にも、なんやかんやと手伝ってしまう。これではいつになっても子供の方が親を頼るという精神構造から脱却することができないであろう、と思わせる、正直不快な場面が多くなってしまったようだ。第一、普通の家の「初めてのお使い」だったら本当に外の世界に子供を一人でおっぽり出すのに、この子たちは番組スタッフが取り巻いて鉄壁の安全の中で行動するだけじゃないか。それなのに
「行ってこい!」
と子供の背中を押してやるのをためらっちゃうなんて、意味がわからない。コイツら(親の方よ)を見ていると全く先が思いやられる。こういうのに育てられたグネグネの子供がいずれ中学生になって上がってくるわけだからね。
 TV番組の中の出来事とはいえ、たったの20年で、坂道を転げ落ちるように堕落していく子育ての現状を、こんなにもわかりやすく明白に世に示している例は、他にあまりないのではないか、とも思うけどどうなんだろうか。

テーマ:子育て・教育 - ジャンル:学校・教育

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。