最後のデモシカ教師の不謹慎発言

かつて教師に「でも」なるかぁとか、教師に「しか」なれない、という理由で教師になり、学校現場に彩りを与えていたデモシカ教師。そのデモシカ教師の目で現在の教育の裏をあばき、悪態をつく(だけ)!なお、このブログはリンクフリーです…

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

複雑な喜び…それとも?

 ウチの職場で、精神疾患?で休職中のヒトがいる。俺は副担だったのに、そのヒトの代わりに9月から担任になってしまったのだ。(まあそれはいいとして)
 で、一応3月いっぱい休職の予定なのだが、先月中旬から職場復帰のためのリハビリ、ということで彼は今職員室でとぐろを巻いている。たまに年休取ったり出張に行っちゃった人の代わりに自習監督に入ったりするのだが、傍で見ていてもよくわからない立場である。何しろ、本人はもとより管理職も、彼が何故に休職に入っちゃったのか教えてくれないんだもんね。誰も詳しいこと(どころか基本的なところも)はわからないのだ。それなのに「職場リハビリ」っていっても、どう接していいかわからないじゃん。しかも、彼は3年の学年団なのに2年の自習監督ばっかり行ってるのだ。3年生の生徒と接しようとしない。やっとのことで10日ほど前から俺の学活の時に~要するにもと担任していたクラスの~教室の後ろの方に立ってるようになった。それも管理職にかなり説得されてそうすることになったっぽいが、結局よくはわからない。何より、生徒に話しかけたり一切しないのだ。
 明日、その「職場リハビリ」の最終日を迎えるわけだが、1時間目に「道徳」がある。今日は公立受験の二日目で、面接を実施する高校を受検する生徒がいなくてクラスは閑散としている。残った生徒もかったるさ満点で、明日の「道徳」で何をするのか聞いてくる。
「センセー、席替えするんでしょ。」
「レクだよね!レクってありだよね!」
「何するんですか~?自習ですか~?」
ま、俺が日頃どんな道徳やってるかコイツらの発言でもわかっちゃうというものだが、それもともかくおいといて、
「明日の道徳はホニャララ先生(つまりそのヒト)が担当するぞ。」
と予告すると、俺にしてみれば非常に意外なセリフが生徒たちから飛び出した。
「え~?いまさらかよ~?
考えて見りゃ、そりゃそうかもしれない。生徒にしてみれば、1学期にもしょっちゅう休んでクラスはまとまらないまんまで形が作れず生活は落ち着かず、2学期に入ったそうそうに休職しちゃって、そのままクラスは放り投げちゃったわけだし、その後の合唱祭とか進路相談とか、一番重要な部分は(うまくいくわけがないとはいえ)俺が担当して面倒見てもらったんだからね。しかも、「職場リハビリ」で一ヶ月も学校に顔を出しておきながら、もとのクラスの生徒と意図的に接触を避けてきちゃって。
 しかし、生徒にそういってもらえるのはある意味うれしいはずなのだが、彼の立場を思って俺は絶句してしまい、そのまま帰りの会は終わってしまった。

 この場合いったい生徒にどう言えばよかったのか。そもそも1年生の時からの彼と生徒との関係は何だったのか。それを忘れて、そんなこと言っていいのか!と叱るべきだったか?それとも、「職場リハビリ(なんて言葉を生徒には言えないが)」は明日で最後だから、ひょっとするともうホニャララ先生には会えないかも知れないぞ、何しろ君ら卒業しちゃうんだから、と情に訴えるべきだったか?それとも、彼にとって明日道徳やるのは、復帰に向けての活動の一環だから協力しろ、と言うべきだったか?俺にしてみれば、なんでかんで同僚だからね。まだまだ続くはずの今後の彼の教員人生がよい形で続いて欲しい、という気持ちもあるのだが、それを生徒に言ってもまずいよね~。なにしろ、彼らの中学生人生は1回こっきり、俺たちの教員人生と一緒にはならないし、結局俺たちの側の都合でしかない。ドライな現代の生徒にしてみれば、カンケーないってことでしかないのだろう。
 そういうわけで、自分の中でもワケもわからず納得もできずどうしていいかもわからない中途半端状態で今日は終わってしまったが、明日はいったいどうなるのであろうか。まさか本人に向かって
「いまさら~?」
なんて言わないよね!言わないって言ってくれ~!
スポンサーサイト

テーマ:教育問題について考える - ジャンル:学校・教育

志願先変更


 ついに県公立高校の出願が始まり、今日の14:00、最終倍率が県教委のHPにアップされた。その速報を帰りの会の時にクラスで発表し、
「ウチのクラスだけで(22人受けるうちの)10人ぐらい落ちるかも知れないぞ!」
と脅したところ(というより本当にそういう現実なのだ)、生徒たちはかなり真剣に受け止めていたようだった。実際思った以上に倍率が高い。だいたいからして、いつだって倍率割れしている工業高校や定時制なんかまで軒並みちゃんと倍率が出ているとか、まさに驚きの数字が並んでいる。みんなして、
「先生、1.4倍ってやばいですか?」
「先生、60人落ちるって、やばくないですか?」
と、口々に聞いてくる。何という度胸のなさ。そういう倍率が出るなんて、最初っからわかってたんじゃないのかい!そんなのやばいに決まってるだろ、三者面談の時から無茶は無茶だって言ってるのを、
「塾の先生は大丈夫だって言ってました!」
とか偉そうに胸をそらして、人の言うことも聞かずに出願を強行したのはどこのどいつじゃい!とは言いたいけれども口には出さず、
「やばいって、どういう基準の話なんだ?意味わからないぞ。要するに点数を取ればいいだけの話だ。基本的に志願先変更は勧めないからな!」
と言い捨てて突き放す。
「今日から死のう(死ぬほど勉強しよう、の意か)…」
とか言いながら三々五々帰っていく生徒。だが中には、
「倍率2倍って2人だけ落っこちるってことだと思っていた」
なんて言ってるヘキサゴンな女子なんかまでいるのだ。
縁なき衆生は度し難し!とはまさにこのこと。もう俺知らんわ!
 そして、帰りの会が終わったと思ったら、事務員さんが来て
「crabface先生、ホニャララさんのお母さんが、至急三者面談をしたいということで、相談室でお待ちですが…。」
と、ビックリ仰天の報告をしてきた。ようするに、ネットを見て慌てて志願先変更をしよう、というんだな。本当にヘタレな…。でもまあいいでしょ。その方が望みあるし。と帰りかけていたその生徒を探し出し、いろいろ手続きの方法を説明して帰す。そうこうするうちに下校放送が流れ出す。部活の連中も解散してしまった。なんということ!定期演奏会でやる曲の楽譜を放課後に渡そうとして、空き時間に用意しておいたのに…。
 本当に、悪夢のように物事が思ったように進まない。毎日こんなんばっかりじゃ。

テーマ:学校での出来事 - ジャンル:学校・教育

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。