最後のデモシカ教師の不謹慎発言

かつて教師に「でも」なるかぁとか、教師に「しか」なれない、という理由で教師になり、学校現場に彩りを与えていたデモシカ教師。そのデモシカ教師の目で現在の教育の裏をあばき、悪態をつく(だけ)!なお、このブログはリンクフリーです…

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頭が狂いそうな音楽とは

 この頃のお昼の校内放送で、大音量で教室に流され、人の気持ちをイライラさせる音楽がある。
そう、「初音ミク」で作られた歌なのだが…。

 「初音ミク」っていうコンピューターソフトを最初知ったときには、かなり面白いツールだと思った。YOUTUBEなんかでいろいろ見つけて喜んだりしたものだったのだが、こんなのは際物で、デモテープとか個人の作曲支援とかに使われるものだと思っていた。まさかそういうのをそのまんま「売り物」にしちゃおうという恥知らずな人間がいるとはね~。
 おかげで、俺は毎日この、気が狂いそうな音響の洪水の中で昼メシを食っているというわけだ。こんな機械的な音波が、いったい音楽として存在してもいいものなのだろうか、という思いを日に日に強く感じつつ。それにしても、何で「初音ミク」の音楽って、こんなに人間をイライラさせるのか。聞いてるだけで脳髄に物理的な圧力を感じて、マジ吐き気がしてくるぞ。

 手塚治虫の著書によると、昔、鉄腕アトムが「残酷なコミック(あるいはアニメ)である」、としてアメリカで排斥運動みたいなことが起こったそうだ。いったいどこが、とも思うが、要するに、まるで人間そのもののように考え、話し、行動する主人公が、ばらばらにぶっ壊されたり首チョンパされたりする場面が衝撃的だ、というわけなんだな。今、初音ミクの歌う歌を聴きながらその話を思い出している。あるアニメ声優の声をサンプリングしたという初音ミクの歌は、まるでバラバラ死体をベタベタとつなぎ合わせて作ったような音の集合体だ。言ってみれば、スプラッター音楽だな。血みどろの音楽の残骸だ。こんなのが世の中一般に知らない間に浸透して、子供たちの感性をおろし金ですり下ろすように壊しているのかと思うと、全く嘆かわしい思いだ。いかに「古いですよ」「時代遅れのジジイ」と言われようともけっこう、俺は絶対認めんぞ、こんなもの!
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こんなのありか?教育実習

以前にも、最近の教育実習生のヘタレさ加減について書いたのだが(そしてこのブログの読者の方から「これからはもっと大変ですよ~」なんて反響もあったところだったが)、それにしても今回来た女子学生は群を抜いて意味がわからなかったぞ~。俺はもう教育実習生を受け入れるのは金輪際ご免である、と言いたくなった。

 実習生成績表?に書こうとした所見は以下の通り。

「音楽の専門的な事柄についても、中学校の教科としての音楽についても、全く無知の状態であきれました。本年度の採用試験を受ける、という約束(実習に当たっての条件として教頭より本人に提示)も勝手に反故にし、不誠実です。教師になりたいという意欲が感じられず、生徒の前に立つ自分、というイメージも自覚もないままに実習を「敢行」されてしまい、迷惑しました。しかも、ちょっと言えば泣いてばかりで、指導するにも困りました。」

 これでもけっこう優しく書いたつもりである。とにかく、何をやるにも中学生目線で指導者としての自覚がない。どんな指導をするか、どんな教師になりたいか、というイメージが全然ない。指導案の書き方がさっぱりわからなくて一から指導しなければならない。教科書に書いてある内容を吟味してないならまだしも、何が書いてあるかすら知らない。合唱のパート練習を面倒見てくれ、と言っても全然進めることができない。掃除の監督をサボって実習日誌を書いている。給食指導をまかせてもそのときに何があったのか全然報告をしない。文句を言ってもやっぱりしない。授業実習をするにもこっちが指示した教材を使わずに関係ない授業を展開する。etc.etc...
 とにかく先生になるには、あまりにも人物実力ともに能力不足というわけだ。でも、そういうバカが相手でも、実習生ということであれば指導に時間を割かなければいけなくなるわけですよ、合唱祭直前のメチャメチャ忙しい時期とはいえ。
 ところが、上述の鉛筆書きの下書きを校長に見せたところ、
「とにかく地元の子だし、昨今の教授は直接本人に見せちゃう可能性もあるから、もうちょっと当たり障りのない書き方にして、評価も一応実習の単位が認定されるぐらいのところにしといてよ。」
なんて言うもんだから、取り敢えず清書しないでおいたのだ。
 だというのに、あろう事か彼女は実習終了当日に提出するはずだった実習日誌を提出しないまま、すでに10日以上たってしまった。これでは評価も不能である。どうすればいいのだろうか。

 とにかく、そんなバカがいずれ教師になってしまえば、どう考えても生徒が迷惑するだけではないのか、とも思うが、それでもやっぱり「よくできました」という評価を下さなければならないのか。釈然としない思いだ。

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ある日の一コマ

 今の俺の立場はなんといったらいいのか。実はここ4年というもの副担任とか学年主任だった。今年度も異動したばかりの学校で3年の副担任として、担任をしない歴5年目に突入したのだった。
 ところが、青天の霹靂。9月のある日に俺は突然3年1組の担任になったのである。元々の担任が、持病が悪化してとうとう病休に入ってしまったのだ。その担任は学年団の中でもこの学校の古株で、生徒の信望も厚く、しかも生徒指導主任。クラスも「●●先生でなきゃこの子はみられないデショ」というような、悪ガキを含めて手のかかる連中を集めた顔ぶれ。俺としても4月に出会って以来、一番心理的距離の遠い、というか手がかかるというか、もっと言えば俺とは仲の悪いクラスだったのだ。そんなクラスを任されるとは…と一瞬気が遠くなりそうになったが仕事は仕事である。
 その時点ではまだ全員の顔と名前も一致しない状態で、全く味噌っかすとしてワケもわからないままに9月の体育祭を乗り越え、(クラス編成の失敗で)ピアニストがいない中での10月末の合唱祭を乗り越え、ついこの間は進路に関わる重大な三者面談までも乗り越えてしまった。いいのかな~と思いつつ。
 とにかく、以前の担任に2年4ヶ月慣れ親しんできた連中にとって、俺みたいないきなり来ていきなり担任でございます、なんてしゃしゃり出てきた奴ってどんな存在なんだろうか、と自問する日々は正直シンドイぞ。

 で、今日の給食の時のこと。こんな会話があったのだ。
俺「あのなあ、俺明日いないぞ。一日出張だから。」
悪ガキ「やったー!(拍手)」
俺「そんなにうれしいの?」
悪「うん、うれしい。」
俺「なに、俺って、そんなに影響力あるの?」
悪「っていうか、かなり邪魔。」
俺「(思わず)ありがとう!そう言ってくれるとうれしいわ~!」
悪「は?なに言ってんの。意味わかんね~。」

うるさがられる存在にいつの間にかなっていたとは、正直うれしいわ~。まあ、わからないヒトにはわからないだろうな。でも、それでいいのだ。間違いなく一歩前進である。

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対岸の火事ではない事故

 今日は朝からいやなニュースである。

校舎4階から転落、中2男子死亡 埼玉
< 2010年11月15日 15:38 >
 15日朝、埼玉・入間市の中学校で校舎4階の窓から14歳の男子生徒が転落した。男子生徒は病院に運ばれたが、死亡が確認された。
 事故があったのは入間市立豊岡中学校。警察によると、15日午前8時過ぎ、2年の男子生徒が校舎近くのアスファルトの地面に倒れているのを、「ドスン」という物音を聞いて駆けつけた生徒らが発見したという。男子生徒は頭から血を流していて、病院に運ばれたが、死亡が確認された。
 男子生徒は、直前まで校舎4階の廊下の窓に腰を掛けて座っていたということで、警察は転落した状況などを詳しく調べている。


なんということであろうか。悲惨この上ない。
 4階の窓枠に座るなんて自分は怖くてできないのだが、そういうことが平気でできる生徒がいる、というのは誠に困ったことである。中には雨樋か何かを伝わって、校舎の壁面をよじ登り、窓から3階や4階の教室に入ってくるなんていう忍者か怪盗まがいの奴らなんかも学校によってはいたりするものだが、もちろん教師だってそういうのを指導しないでおくわけではない。とにかく冒険がしたくて言うことを聞かない輩なのだから、まるで始末に負えないのだ。その落ちた生徒も、日頃からそういうことをする傾向のある生徒だったのかも知れない。
 実を言うと俺の担当する音楽の授業でも、そうやって4階の音楽室の窓から身を乗り出すやつがいて、手を焼いている。そいつは近所一円の中学校にも名を馳せている悪ガキなのだが、とにかく人(教師)の気を引きたいがために?次々と悪さをする。俺としてはあんまり相手をしたくはないが、窓から身を乗り出すときだけは、
「やめろ」
と言わざるを得ないから(そいつにしてみればかまってもらえるから)、とにかく窓枠に腰掛ける、窓のさんを足場にして立ち上がる、そして歩く、などのパフォーマンスを盛大にやってくれる。こっちもいい加減歳だし、そいつの首根っこを捕まえて引きずり下ろす、などの立ち回りは勘弁してほしいのだが(実際にそんなことをすれば後々までとんでもないことになるのは目に見えている)、何しろ口で言ったぐらいでは言うことを聞くようなタマではない。いきおい、
「落ちたら大変だぞ。すぐ降りろ、死ぬぞ、ちゃんと言ったからな。中学生にもなって注意されたこともわからないなんて通用しないぞ、言うことを聞かないで落っこちたって学校は責任取らないからな、責任取らなくてもいいっていう裁判の判例だってあるんだからな(かなり昔にそういうのがあったというのを何かで読んだことがあるだけ)。」
と、むしろ周りの生徒に聞かせるために言ってやるぐらいしか、やることはできない。何かあったときに
「先生は何も注意してませんでした」
なんて周りの生徒に"証言"でもされた日には目も当てられない。しかもとにかく体罰はダメなんだからね。「毅然とした指導」なんていってもその程度が関の山だ。相手だって、教師は手をあげない、というのが計算に入っているから好き放題なのだ。
 
 それにしても、不謹慎な言い方だが、落ちたのが俺の授業中じゃなくてよかった~。今度から、そいつがそうやって窓から身を乗り出したときには、音楽室での授業を中断してクラスごと教室に戻すとかしたほうがいいだろうな。それとも何か他に妙案でもあるだろうか。

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