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教師の居心地がよい授業

2009.09.27(17:02) 154

と、思いっきり高飛車(タカビーとかいう崩れた日本語を使うのも、この際ねぇ…)に出てみた。
そもそも、先生様が授業をなさるのに、生徒たるもの、一切邪魔をしてはならない。忘れ物は言うに及ばず、私語なんてもってのほか、机が曲がって並んでいるのもけしからん。居眠りもイカンぞ。常に姿勢は正しくまっすぐ前をむき、手悪さはせず、鉛筆を正しく持ってノートにメモをとる。先生様が質問をなさったときにはまっすぐに手をあげて、自分が指されたならば大きく「ハイ」と返事をして起立し、はきはきと大きな声で答える。音楽の授業では丹田に力をこめて大きな美しい声で歌い、美術や書道では、友達を冷やかしたり筆を振り回して迷惑をかけたりせずに一心不乱に作品の制作に向かう。もちろん宿題をはじめ、求められた課題は期日を待たずに全員提出が完了する。茶髪や腰パンなど、服装の乱れも、そういうヤツがいるだけで目障りで先生様が意識を乱されるからやってはならない。時間をよく守り、遅刻だとか下校時間後もダラダラ校舎の中でくっちゃべったりとかせず、清掃や係活動はサボらず粛々と丁寧に進める。先生様は、とにかく余計なことに気をとられることもなく、授業に専念なさればいいのである。
こういう学校こそが、理想であって、生徒の諸君は学校をそういう状態にするために一意専心することが求められているのだぞよ。わかっておるかね、アーン?

なんてことを今の世に求めたらどうなっちゃうのか。まず、生徒にそんなことは望んでも不可能であろう、何しろ耐性がないからね。小学校の1年生問題とか、中1ショックとか、言われるようになって久しいが、授業の1時間の間、机に座っているというたったそれだけのことが「座力」なんていうバカバカしい言葉で真面目に言い表されるようになった、というのも、俺たちがガキの頃には想像もつかなかった時代の変化といえるであろう。しかも、「自ら進んで」という言葉は今の子供たちの辞書にはない。そんな連中にはまず持って無理な相談である。
次に、親たちが黙ってないね。子供の躾もろくすっぽやってないのも棚に上げて、
「それは先生の授業がつまらないからそうなるんでしょう!」
などとねじれた屁理屈を振りかざして文句を言ってくるであろうな。

ところが、「先生様の居心地をよくして差し上げる」というか、ようするに授業において先生がやりやすいように規律を正して行儀をよくするのは、学校においては極めて重要な要素である。心ある教師は4月当初の授業でそこらへんのところにかなりのエネルギーを割いて生徒に要求し、生徒が自分の思ったように動くまで粘る。もちろん、形の上では上述のような封建的なものではなく、時代に即応して多少変化はしているが、それぞれの先生(の好み)によって授業のスタイルに「ここんところはこう」というパターンがあるのであり、ほとんどの教師はそれは生徒に「墨守」させねばならない、と思っている。これは(特に中学校みたいにとうの立った子供が相手では)生徒との力比べ・根比べてあり、うっかりすれば「権力闘争」の様相を帯びてくる場合もある。そして、(俺みたいに)早めに負けて手を引いちゃう(手を抜いちゃう)のがダメ教師なのであって、そいつの授業から学年や学校が崩壊してくるし、最後まで大勢の生徒と渡り合って自分のスタイルを貫き通せる教師こそが「よい先生」なのである。(もちろん生徒にとっては怖い先生であり、場合によってはクソ親からの攻撃に晒される最前線の教師でもある。)

でも、そんなの当たり前だよね。だって、規律が確立していない授業で、生徒は席を移動して私語のし放題、プリントは即座に紙飛行機に化けて飛んだりゴミになる、なんていう空間で、一体教師はどんなことを生徒に言って、どうやってその言葉を生徒の心にまで届かせるというのか。
例えば、授業の最初にはたいていその日の授業のねらいや留意点を教師が説明するが、もしその時に私語を交わしている生徒がいれば、教師はその生徒に注意をしなければならず、当然その間授業は中断する。そして、教師はあらためて中断した話を途中から、あるいは最初から始めなければならない。俺なんかは老人ボケはいっているから
「どこまで話をしたっけ」
なんて、間抜けなことを生徒に聞いたりしなければならないのだが、たったそれだけのことでも思った以上に授業者の意識が乱れてしまうものだ、ということはわかってもらいたいものだ。
「これで30秒無駄にしたじゃないか」
なんて、生徒に文句の追い打ちをかけたりしてね。話をしてる最中に仲間を突っついているのもダメ。気が散る。
ようするに何がいいたいかっていうと、授業規律が確立、つまり
先生がいい気持ちで授業ができなければ、授業のクォリティが低下する、ってことである。まずは教師が面白い授業をしろ、という要求も、生徒のそれなりの態度があっての話だ。だから、皆の衆。授業の時には行儀よくしてろ!

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凡百の徒然草のうちの一つ


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西関東大会顛末記

2009.09.12(23:59) 153

 一週間メチャメチャ授業で疲れ果てて、もう倒れる寸前なのに、今日は一日吹奏楽コンクールの役員である。それも「西関東大会」。所沢の「のダメカンタービレ」のロケをしたというでっかい音楽ホールを会場として、埼玉、山梨、新潟、群馬の4県の代表校が集まって熱演を競うのだ。暑苦しいな~。「県大会」であえなく撃沈されてしまったこっちとしては、なんだかやりたくない仕事である。しかも、病休中の代員が役員の日程希望表をだしそびれたせいで、こんな日に役員をやらされる羽目になったのだ。マジ迷惑!
 朝8時集合なので、天気を気にしつつバイクにまたがり、7時に出発。

 7時47分到着。生徒役員のK高校とH高校の部員たちはすでに集合している。H高の女子生徒は全員マスク着用で整列していてなんだか不気味なムード。
 8時、役員打ち合わせ開始。こっちは会場係で、ドアの開け閉めや会場内のマナー違反をチェックして排除する、という一番かったるい仕事。始まる前からウンザリだ。やたら面倒くさい打ち合わせは市役所の係員がやってくれて、みんな配置につく。その時の担当者からの一言。
「皆さんが注意すると、中学生や高校生はたいてい言うことを聞いてくれます。言うことを聞かないのは大人です。中には逆上して暴れる人もいますけれども(本当にいるらしい)、そういうときに腕っ節にまかせてノシてしまうのは、あとで大問題になるのでやめてください。必ず先生に言うように。」
というわけで、俺たちはずっと客席にいなければならない。やれやれ。俺は3階席の担当だ。このホールは2階席で聞かなければ意味がない。ついてないのう。
で、今日はなんとパイプオルガンの席も解放する、ということなので、そこに行ってみる。すると、ドアを開けたとたんに
SBCA0023.jpg

この女神様のおみ足の御許に出た。写真で見ると迫力ないけど、そばによるとすごくでっかいんだよ。
10時、開会。10時10分演奏開始。3階席にはほとんど観客はいない。演奏が無事始まる。その後もずっと定刻にすべて進行していく。途中で高崎市のある中学校の父親がビデオ撮影をしてやがった。こっちは演奏が終わるまで気がつかなかった。その場に居合わせた群馬県の先生が一緒にいてくれて、そこまで言っていいの?というぐらい厳重な注意をしてくれた。
「あなたのお子さんの団体は失格ですよ!」
なんて言っていたが、まあ下手くそだったので、関係なかろうが。あれじゃ、埼玉では地区大会でも入賞できない。しかし、著作権保護の観点からやってることは非常にまずい。相手はわかっていてやっている確信犯だ。まったくイヤな奴、けしからん。

埼玉勢は、地区大会も県大会も聞いてきたが、かなりの団体がそれなりにレベルを上げている。コンピュータミュージックみたいに機械的な演奏をしていたところも、それなりに歌おうとしているところがけなげである。よその県の団体はこのホールの独特の響きに苦戦しているようだ。

13時ちょうど、無事時間通りに午前の部が終了。今日は午前午後で総入れ替えなので、観客を追い出すが、それもこっちの仕事かい。まったくね。で、生徒と一緒に
「早く出てくださ~い」
なんて言いながら客席の忘れ物とかをチェックし、3階から2階、1階と下っていく。非常階段も要チェックなんだと。
 1階に降りてみると、午前中最後の団体が記念撮影をしている。で、それが終わるのを待って奏者や保護者を追い出す。そこですでに13時25分。生徒たちに弁当を食べてね、と指示して、こっちは舞台裏のオーケストララウンジへ。ご飯を食べると、もうとっくに午後の部は開場していて、あと5分で演奏開始だ、大至急持ち場に戻る。マジ人使いが荒いわ~。

 13時50分、予定通り午後の部の演奏開始。午前中と違って、午後は演奏が終了した団体の生徒たちがどんどん客席にたまってくるので、、3階席も混雑し始めた。消防法の関係もあるから、立ち見はさせられない。生徒と一緒になって、空席を探し回り、立っている客を座らせつつ、演奏を聴いたりするが、まあ落ち着かないことである。しかし、録音録画などの反則行為も午後には影をひそめ、無事に進行する。途中の休憩時間は、もう移動する元気もなくなって、その場で座り込んで時間をつぶす。そして、最後の団体まで、立ち見は無しで終わらせられた。

 5時10分、表彰式開始。ところがその直前になって、いきなり最後の演奏団体の生徒が大挙して入ってきた。もはや観客席は満員でどこにも座るところはない。万事休す。通路に座ってもらう。あ~あ。

 さて、表彰だ。この日は35人以下のB部門というクラスであるが、結局、金賞はほとんど埼玉県が独占。なんだか、一人で重そうなウィンドマシンのハンドルをぐるぐる回し続けながらドラをぶっ叩きまくって大奮闘していた女の子がいた群馬の中学校1校だけが埼玉以外の金賞。東日本大会の代表校は埼玉で独占。やな感じである。
 だいたいおかしいのだが、審査員は全員管打楽器の演奏家である。なぜ、かつてのように指揮者が混じらなくなったのだろうか。それに、俺が現役の頃には都大会では朝日新聞の記者も審査員に入っていたのに。これでは音楽そのものの良さみたいなものは審査の対象になりにくい。
 だが、それ以前に埼玉以外の県はレベルが低い。一人一人の技術がよくないのは、まあそれぞれだから仕方がないし、所沢のホールは異様な癖があってそれを知らないと得点に結びつきにくいのもハンデではあるが、だいたい舞台マナーからして落ち着きがない感じがする。指揮者のお辞儀一つとっても、顔を上げて後ろを振り向いた瞬間に演奏が始まるところもあるし、かなりのところが演奏の最後の音の余韻も消えないうちに、バネ仕掛けの人形のように演奏者がバンッとか激しい音を立てて立ち上がる。かと思えば演奏が終わっても生徒を立たせないでお辞儀をしちゃう指揮者もいる。埼玉の団体はそういうのはなく、あくまでも悠揚迫らぬ雰囲気を壊さずに余韻が消えてからスッと立ち上がる。舞台上の椅子の配置一つとっても工夫が足りないところが多い。演奏が始まる前にアチャ~って思っちゃうよ。俺んとこのバンドの方がよっぽど上手、ってのもたくさんあって、なんだか口惜しいことである。
 だが、埼玉の学校もえげつない。地の利を生かしてとことんやってる感じ。東京に近いから音楽大学の学生も呼びやすいし、指導者も多い。ホールを借り切って予行演習をした学校もある。そして、徹底的に「演奏」に穴が開かないようにして減点されないようにする。だいたい、35人編成って、本来部員が少ないから存在する部門なのに、そこに50人も60人も部員がいる中学校が3年生を中心にして選りすぐりのメンバーでバンドを組んでくる。作戦といえばそれまでだが、ある意味汚いと思うんだけど、どうなの?しかも音楽なんかそっちのけで、追究するのは正確さのみ。誰が指揮をやっても同じだな。まるで金太郎飴みたいに同質の音色。つまらないことおびただしいが、まあ、これではよその県にはつけいる隙がない、というのが現実なのだ。判官贔屓の日本人の特性として、埼玉以外の県にはこれからもっと頑張ってもらいたいと思う。50人以下のA団体の部では全日本大会の代表に選ばれたのは3校のうち埼玉は1校だけだったので、Bの部でもあながち可能性がないわけでもないであろう。

 さて、表彰も終わり、観客もみんな会場から出て、会場係の生徒にもお疲れさんを言ってやっと仕事も終了。世話役の先生に挨拶して会場を出ると東日本進出を決めた中学校の生徒たちが集まって歓声を上げている。ケッてなもんで帰路につけば17時50分。一応雨は降ってない。助かった~と思いながらバイクを走らせるが、途中からいきなりドッと降ってきた。もう少しで家だからまあいいか、と思いつつ走り続けたのがまずかった。家に着いたときにはもう下着の中までビッチョリでしたとさ。
チェ~だよ、もう、とんだ一日だった。

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ある始業式の一日(ただの日記)

2009.09.01(23:10) 152

 朝7時45分出勤。いよいよ長い2学期の始まりだ。今学期は合唱祭もあるし、時間割の組み替えで9月から10月にかけては持ち時数が一週23時間もあるという、殺人的な期間でもある。のんびりできるときはのんびりするぞ。と思いつつお茶を飲んでるうちに8時15分、朝の職集開始。机の上を探っていると、数日前に頼まれた学活用のプリントの印刷をやってないのを、原稿が出てきて思い出す。ヤバイ!

 で、職集が終わるといつもなら昇降口に出て登校してくる3年生を出迎えるのだが、今日は印刷室に直行。大至急印刷した生徒数分のプリントを担任の机の上に配布して、そのあと始業式の準備で体育館へ行ってステージ上のピアノとかを出して位置決め。そのうち生徒が入場してきて、今年異動してきた体育の気合い入った先生がそれを静かに座らせる、という、去年を知る目からは離れ業とも言える作業を続ける。すごい。大したものだ。最後に入場してきた3年5組に所属している、校歌を伴奏するピアニストの女子を手招きしてステージ裏へ行って待機。
 間髪を入れず始業式開始。開会の言葉(教頭)があって、すぐに校歌斉唱。こういう行事の前には歌唱指導をやりたいものだが、今の学校の現状ではそれはできない相談だ。歌い始めると情けない小さな声。合唱祭までに何とかせねば。

 次は学活。始まってちょっとするともう一人の副担任が、
「髪の毛が変だから帰宅させちゃったヤツらが戻ってきて教室の方にいるみたいだからなんとかして。」というので教室の前へ。現在の方針として、茶髪とかそういうのは教室に入れない、家に帰す、という指導なのだ。で、行ってみると教室に入らずに廊下でフラフラとその副担任と話してる奴が一人いる。寄って見ると、側頭部だけ短くして、こめかみの上あたりをバッテン状にスジ彫りというか、剃っちゃった、というデタラメな髪型の奴がいて、グタグタしているのだ。で、そいつといろいろ話しつつ、とにかく帰宅してなんとかしてこい、と説得するが、そのうち観念したのか帰る気になったらしく、教室に入ってカバンを持って出てきた。それと一緒に昇降口の方まで行くと、そいつの仲間がまだ二人もいて、先ほどの体育の先生が指導しているのでそれに合流。結局帰すと、その時点で学活の時間が終了。

 次の時間は避難訓練である。お約束通りの地震を想定した避難訓練。避難終了目標時間は4分。なんだか去年から成り行きで時間を計るのは俺の役目になっている。11時、緊急放送が入れられる。こっちはその前にストップウォッチをもって校庭に出て待機。教頭が、
「生徒は担任の指示に従い避難しなさい、の「さい!」の瞬間に計り始めてね。」
なんて、細かいことを言うが、そういえばそんなこと言われたのは初めてだ。面白いのう。しかし、日差しが強い。台風一過の湿気たっぷりの熱風が吹き荒れている。こりゃたまらん。やがて生徒が校庭に出てくる。いつものように真っ先に飛び出して来てキビキビと整列するのは特別支援学級の面々。何で「普通の」ヤツらはこういう風にできないのだろう。と思いつつストップウォッチをにらみつつ校長先生のそばにいると、学年主任の報告が次々に?入ってきて、2年生が3分56秒、1年生が3分58秒。目標クリアだ。3年は、、、、、今出てきたところだ、というクラスもあってまだ全然整列完了どころでない。1・2年生が全員体育座りで静粛にして待つ中を、大騒ぎしながらダラダラダラダラ右往左往しているのを担任がシープドッグの如く飛び回ってやっとのことで整列させて座らせて点呼をすませて5分44秒。ムカつくね。

 終わったら、すぐ清掃の時間だ。校舎に入って職員室に戻って、間髪を入れずにバンダナをつけて清掃場所に移動する。ウチの市の中学校では清掃時間にバンダナを頭に巻くのだが、今日は(いつものように)新学期の開始の日なのでどいつもこいつもバンダナを忘れてきている。それをいちいちとっつかまえて文句言って、体操着に着替えてないヤツらもいちいちとっつかまえて文句言って、それだけで一仕事じゃないか。しかも担当場所はトイレ掃除。男子トイレの当番は一応真面目に作業をする連中なのである意味助かるが、掃除時間中だというのにションベンをしに入り込むヤツがいっぱいいるのでそれを追い払うのもけっこう厄介である。女子トイレは平和に作業が進む。もう一つ担当の廊下の掃除も大変だ。夏休み中に耐震強度調査の工事が入って、廊下は壁を削った粉塵でべったりなのだが、廊下の掃除当番はけっこうグータラなのだ。だいたい、始まって5分以上たっているのに掃除場所に来てないじゃないか。イライラしながらいろんなところを駆け回っているうちに、いつの間にか廊下掃除が始まっている。そいつらに気合いを入れて、キレイにさせたりしてるうちに掃除の時間は終わる。一応その辺の教室の前で屯してる連中を教室に押し込めたりなんだりしてると、もう下校時間が迫っている。職員室に戻ると、明日音楽の授業があるクラスの係が「教科連絡」を聞きに来るのでその相手をする。そのうち生徒もいなくなり、12時40分。

 つぎは職員の昼食会だ。会議室に「登利平」の弁当やらなにやら用意してある。学年主任が、
「夏休みにあったことを話してほしいんだけど、吹奏楽部が県大会に行ったでしょ、その話をしてよ。」
なんて、とんでもないことを言ってきた。思い出すだに忌々しいから勘弁してください、と謝って、別の人に回してもらう。

 お昼を食べると次は学年会。食休みもとらずに、吹奏楽部が体育祭の開会式で演奏するマーチの楽譜をコピーしたりして用意していると、もう時間切れだ。会議の内容は、生徒指導と、総合的学習の内容と、進路に関する打ち合わせかな。3時に終わる。

 それから部活に出て、最終下校の4時30分まで付き合う。4時45分、勤務終了時刻になったので(今年から4時45分が勤務終了時刻なのだが、まあ、普通はなんの関係もない、そんな時間に帰れるわけがない)、退勤する。何といっても、今日は病院に行かなければならない。足の具合が悪くてみてもらっている主治医の勤務日なのだ。途中で金がないことに気づき、農協に寄ったのがいけなかった。病院に着いたのは5時25分。受付時間は5時15分で終了なんだと。ちょっと困ったわ~。今度病院に行けるのはいつになるのかわからない。火曜じゃなきゃだめだしな~。

 ガッカリして家に帰る。ふと、夏休みの職員作業の時に、職員室に放置されていた、芽を出し始めた球根を持って帰ってきてあったことを思い出す。それを鉢に植えようか。と、まずは水に浸ける。すると今度は自宅北側の道路沿いが草ぼうぼうだったのを思い出して、草むしり開始。いつもにましてすごい量である。赤紫蘇がやたらに自生していて、この間その葉っぱを摘んだあとだったこともあり、勿体ない気もするがかまわずすべて引っこ抜いた。大きいゴミ袋にたっぷり2袋分。汗びっしょり。明日も学校で草むしりの時間があるのにな~と、ふと思う。

 6時半、やっとのことで家に入る。パソコンの前に座る。と思ったらもう一日が終わった気になって、暫し睡眠。結局、風呂敷残業はまたもやできなかった。本当は困るんだけどな~。

凡百の徒然草のうちの一つ


2009年09月
  1. 教師の居心地がよい授業(09/27)
  2. 西関東大会顛末記(09/12)
  3. ある始業式の一日(ただの日記)(09/01)