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最後のデモシカ教師の不謹慎発言

かつて教師に「でも」なるかぁとか、教師に「しか」なれない、という理由で教師になり、学校現場に彩りを与えていたデモシカ教師。そのデモシカ教師の目で現在の教育の裏をあばき、悪態をつく(だけ)!なお、このブログはリンクフリーです…

遅刻に対する罪の意識?

 時間にルーズである。「5分前行動」「チャイム着席」と、教員も声をからすが、まるっきりどうにもならない学校も結構あるのではないか。(現任校もそう)
全然罪の意識もなく平気の平左で遅刻してくるバカ奴らの顔を見ながら時々思い出すのが、ずっと以前に父親から聞いた話だ。

 俺の父が中学(戦時中だから旧制中学だが)に通っていたときのこと、ある日市電が故障して止まってしまい、遅刻したというのだ。今だって飛び込み自殺やパンタグラフに何か引っかかった、といっちゃあ長時間止まることもあるというのに、まして当時のことだから個々の電車が動かなくなることもあるし、停電も多かったのではないか。
 で、遅刻して、先生のところに行き、
「市電が故障して止まってしまいました。」
と報告すると、あろう事か、先生に
「何で最初から故障しない電車に乗らんのだ!」
と怒鳴られた、という。父親は、
「まあ、その頃の中学生だから口答えもせず、申し訳ありません、って畏まって答えたけどね。」
と笑っていたが、俺のほうも笑って、
「そんな無茶苦茶な」
というような他愛のない会話をその時はしたと思う。故障する電車と故障しない電車をどうやって見分けろっちゅうの!?
 だが、この先生の一見無茶苦茶な論理は、実は現代でも現実に生きているはずだ。どんな理由があっても遅刻してはいけない場面というのは絶対に存在する。学校というのは実社会での行動規範の一翼を担うべき訓練をする場所でもある、という考え方からすれば毎日の登校時間は「絶対に遅刻してはいけない」場面かもしれない。

 俺は教員になってから何度か、この話を生徒にしたが、笑い話と勘違いされて一度もまともに受け取ってもらえなかったな。残念なことである。この、子供にたいしてあまりにもヌルい社会にあっては、それも当然とも言えるが、こういう、時間に対する厳しい感覚というのは、どこかで教えなければいけないことの一つであろう。
 誰か、上述の話を笑い話でなく、生徒の心に届くように語れる先生はいませんかね。もしいれば、その人は、本当にすごい先生かもしれない。
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テーマ:教師のお仕事 - ジャンル:学校・教育