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最後のデモシカ教師の不謹慎発言

かつて教師に「でも」なるかぁとか、教師に「しか」なれない、という理由で教師になり、学校現場に彩りを与えていたデモシカ教師。そのデモシカ教師の目で現在の教育の裏をあばき、悪態をつく(だけ)!なお、このブログはリンクフリーです…

究極の指示待ち人間

 最近は「朝読書」というのがはやっていて、うちの中学でも朝の学活の前10分間、一心不乱に本を読むことになっている。しかも、担任だけでなく、副担任もどこかの教室に顔を出して一緒に読むことにしちゃったから、(一応)学年主任であるところの俺も生徒に混じって読書をするわけだ。そして俺はこの静寂の時間が大好きなのだ。

 さて、寒い冬がやってきた。3学期初の朝読書の時間は曇天だった。普通、学校の教室というものは日当たりがよくできているから晴れてさえいれば冬でも暖かいものなのだが、その日はそうはいかず、教室はまるで冷蔵庫。本を読んでいても、なんだか寒くて寒くて……
 ん~~~異常な寒さだ、どこかからすきま風が…と思ってふと見れば、何と教室の窓が全開に開けっ放しじゃないか!そしてこの寒さの中、生徒(1年坊主ども)がいかにも寒そうに本を読んでいるという驚愕の我慢大会な光景が繰り広げられているのだ。で、あとで(読書の時間には邪魔になるからやせ我慢でも話はしないのが俺の美意識)担任に聞いてみると…。つまり、朝出勤すると自分の教室に行って換気のために窓を開けるんだが、それを生徒が閉めない、というのだ。
「言われなければ閉めません。寒い、という環境を自分で何とかしよう、とは思わないで、与えられた状態そのまんま。」
なのだそうだ。一言「閉めな」と言えばいいのにそれを言わないというのもどうかと思うが、誰一人として、寒いのを何とかしようとして勝手に閉めちゃおうという生徒がいないって、いったい何なの?
要するに担任も生徒も、なんだか「生きる力」が弱ってないか?

そういえば数年前までは、教室の前後の出入り口の扉には冬になると汚い字で「開けたら閉めろ!」とかいう掲示物がいつの間にか貼られたものだった。出入り口近くの席の生徒が寒さにたまりかねて勝手に作るのだ。今年の1年の教室にはいまだにそれが出現してないなぁ。そして窓際の生徒は寒くてもお構いなし。なんだか変だ。
さらに思い起こせば、今の2年が1年の時、初夏の音楽室で授業をしようとしたら暑かったので、「誰か、窓あけてくれないかな」と言ったのだが、全く一人も動かない、という場面に出くわして背筋が寒くなる思いを味わった。普通だったら何人かが動いてくれるじゃないか。

 自分のためにも人のためにも、「自分から進んで」実際に行動を起こして何かをする、という回路が脳の中に形成されてない。こんな変な奴らがそのまま大人になって社会を動かす時代になったら世の中どうなっちゃうんだろうか。
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テーマ:中学校 - ジャンル:学校・教育