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最後のデモシカ教師の不謹慎発言

かつて教師に「でも」なるかぁとか、教師に「しか」なれない、という理由で教師になり、学校現場に彩りを与えていたデモシカ教師。そのデモシカ教師の目で現在の教育の裏をあばき、悪態をつく(だけ)!なお、このブログはリンクフリーです…

生徒にやらせてください

 教員になって最初のうち、他のいろいろな先生からしょっちゅういわれた言葉は「生徒にやらせてください」。

 いいじゃん、自分が簡単にやっちゃえることをわざわざ人に頼むなんてめんどくさいし、ブキッチョなガキがもたもた作業したりしてるのを黙って見てるなんて時間の無駄。掃除だって、物品の整理だって、掲示物の修理だって、机の整頓だって、配布物だって、みんな俺がやっちゃうよ。だって俺、立派な社会人だもの。仕事できるしさ。第一、そんなことばっかり言ってるから、一般の社会人に「学校の教師は人に物事を頼むばっかりで、自分じゃやらないからバカになっていくんだ」なんて言われちゃうんだよ。

 と、何も知らない新米教師はそんなことを考えて、あまり忠告を聞くことがなかったのだ。今考えるとホント馬鹿です。生徒にやらせなきゃダメなんです。だって、生徒にとって学校は「訓練」の場。何事であっても、「やらせる」ことこそ大切な営みだったんです。何でも自分でやっちゃう教員なんて、せっかく生徒に与えられるはずだった様々な体験~挑戦や忍耐や責任やその他諸々の、大事な教育の機会を奪ってしまうダメ教師なんですね。そんなことさえ、気付くのにけっこう時間がかかった。

 全く、世の中で言われている価値観と現実が一致していない、これはまさによい例と言っていいでしょう。
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テーマ:中学校生活。 - ジャンル:学校・教育